相手の暴言を我慢するのは辛い。でも言い返せば言い合いになるし…。【感情的】にならずに【感情】を伝える!

p0001

感情むき出しで言われると…

人間関係において、相手から感情的に文句や苦言を言われる事ってありますよね。文句や苦言も穏やかに言ってくれるのであればまだしも、思いっきり感情むき出しで言われたりすると、正直かなりキツイ…、ですよね。

そんな時、こちらもついカッとなって、言い返したくなることも多いと思います。これ自体は自然な事です。

ムカつく!ふざけるな!お前の方こそ●●じゃねえか!

なんて言い返してしまうのは良くある事だと思います。この時、私達は無意識に戦闘モードに入っているので勝ち負けや、自分の正しさにこだわります。でも、相手がとても口が立つ場合は、戦闘モードも萎えてきてしまって、コイツにいくら言っても無駄だし、倍になって返ってくるだけだから、言わないで《我慢》するしかないか…。と《我慢》してしまいます。

《我慢》を続けると…

そんな時、この《我慢》を続けると、どうなってしまうでしょうか?ムカつく気持ちや、悲しい気持ち、怒りといった感情にフタをしてしまうことになるので、心の中はマイナスな気持ちが残ったままです。

これでは、マイナスな心は、マイナスな現実を作りだしたままです。つまり、良い事は起きません。ですから、その気持ちを溜めこまずに、押さえずに、是非、吐き出して欲しいのです。

でも、相手にそれを言っても、倍になって返ってくるだけだから…、というような堂々巡りにならないようなヒントをお伝えしてます。

堂々巡りにならないヒント

ポイントは、

相手に何かを求めるようなことは言わない。

例えば、

いい加減にしてくれ!やめてくれ!

などです(時には必要ですからね、あくまでも一例です)。感情的な相手に対して、上から指示命令をされるのは面白くありません。なので、相手は跳ね返してきます。

「だったら、こんなこと言われないようにしろ!」

みたいな感じです。ですから、相手に何かを求めることは逆効果になる事があります。

そして、もう一つは、自分の"本当の感情"を"感情的にならずに"伝える。という事。感情の中で、怒り、ムカつく!頭にきた!という類の感情を二次感情と言います。つまり、本当の感情は別にあるのです。

なぜ「怒り」を感じるのか?

自分のことを否定されると、「悲しい」「辛い」「傷ついた」と感じます。つまり、”自分の本当の気持ち”というのは、この、「悲しい」「辛い」「傷ついた」の方です。

「怒り」は、これらの本当の気持ちを守るためのものなのです。

ですから、この「怒り」を相手にぶつけ返すのではなく、あくまでも冷静に、感情的にならずに、この「悲しい」「辛い」「傷ついた」という感情を伝えるのです。相手に言わせっ放しのままだと、相手からすると、言った事を認めた事と捉えられてしまいます。

例えばこんな風に伝え方を変えてみる

例えば、相手の勘違いだったり、思い込みだったりするような時は、「それ、違うよ!こうだよ!」ではなく「誤解されて《悲しい》」と伝えてみましょう。

p0002

「なんで、そんなこと言うの!」

ではなく、

「そんな風に言われて、私ちょっと《悲しいです…」

という感じです。そうすると、相手の反応も変わってくるかもしれませんよ。もちろん、いろんなケースがあると思うので、絶対的な答えはないのですが、ご参考まで!

-- この記事をシェアする --

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です